ソフト(zlog_to_hamlog)

============================================================
【ソ フ ト名】 zlog_to_hamlog Ver1.4 (zLog から Hamlog へ変換)
【著 作 権者】 直江敬徳 JJ1NNH  Email jj1nnh(at)jarl.com
【対応 環境】 Windows XPでの動作を確認しております。
【ソフト種別】 フリーソフトウエア
【転載 条件】 非商用であれば転載可(連絡をお願いします)
============================================================
【ソフト紹介】
 このソフトは、zLogのデータファイルをHamlog(ver5形式)に結合する
CSVファイルを作ります。また、Remarks欄にコンテスト名や移動地を
自由に書き込めます。(全レコードに同じ文字を入れられます)

 zLogの出力は、[File]・[Export]を選びファイルの種類を、zLog DOS
compatible TXT (*.TXT) を選んで下さい。

 このソフトを実行すると、[ 入力ファイル名.csv ] または、
[ zlog_temp.csv ]といういずれかのファイルを作ります。
これをHamlogを起動しインポート(結合)して下さい。
 Hamlogの使い方は、メニューから[ファイル]・[データのインポート]・
[データの結合]と進みます。
[CSVファイルから]と[日付時間が同じなら結合しない]をチェックします。
[開く]を押して、先ほど作ったCSVファイルを選び[開く]を押します。
[データを結合してよろしいですか?」で[はい]を押せば結合されます。

【同梱のファイル】
 zlog_to_hamlog_14.lzh の中には、以下の2ファイルが入っています。
・zlog_to_hamlog.exe  実行プログラムです
・zh_help.txt 今読んでいるこのファイルです

【使い方】
・zlog_to_hamlog_14.lzhをダウンロードして解凍するとzlog_to_hamlog.exe
 とzh_help.txtというファイルが出来ます。両方とも任意の同じフォルダに
 コピーして下さい。zlog_to_hamlog.exeをダブルクリックすると実行します。

[Hamlogへ変換]タブ
このソフトのメイン画面です。
・[ファイル]ボタンを押して、zLogの出力 (*.TXT)を選びます
・Remarks欄に書いた文字は、HamlogのRemarksへ反映されます。
・QSL欄の「文字入力」を選択すると、アルファベット1文字を
 入力できます。
・[処理開始]ボタンを押して処理を開始します。
 すぐに処理が終わると思います。完了したら結果を表示します。
・出来上がったCSVファイルの内容を確認する場合は、[確認] ボタンを
 押して下さい。いま作ったCSVファイルの内容を表示します。
 このファイルは、各データがカンマで区切られたテキストファイルで、
 Hamlogで結合できるデータ形式になっています。
・この変換作業は、納得がいくまで何度でも繰り返し可能です。
 Hamlogへの結合は、これでいいなと思ってから行って下さい。
・最後に[処理開始]を押した設定内容が、settei.iniに保存されます。

[変換時の設定]タブ
ここはCSVファイルを作る時の設定です。
・zLogのデータ(sent・rcvd・memo)を、HamlogのCode・GL・Name・Remark1
 Remark2 の任意の箇所へ結合出来ます。
 但し、HamlogのCodeとGLへは6文字まで、Nameへは12文字まででです。
・zLogのデータ(JCCやJCG)をHamlogのCodeへ結合する時、最後の1文字が
 アルファベットなら取り除くスイッチを付けました。
 (例えば、1420Mといったように電力記号などが含まれる時に有効です。)
 Code以外の所に結合する時は、スイッチが入っていても取り除きません。
・Codeに対応する住所を、ハムログの機能を利用しQTHへ書き込みます。
 但し、Codeが正しくない時はQTHへ"?"マークを書き込みます。
・[Hamlogへ変換]タブのRemarksと、zLogのsent・rcvd・memoの結合順番
 を入れ替えられます。
・コールの先頭2文字を判別し、DXフラッグを付けます。
・コール順にソートします。
・変換したCSVファイルの出力先を指定できます。
 入力ファイルと同じ場所(フォルダ)への出力も可能です。
・変換したCSVファイル名は、入力ファイル名.csv か zlog_temp.csv(固定)
 のいずれかになります。
・抽出データのNameを結合
 CSVファイルに変換する時、抽出データよりNameをくっつけます。
 スイッチに示す名前とは漢字のQRAで、HandleはアルファベットのQRAです。
・抽出データのQTHを結合
 CSVファイルに変換する時、CodeとQthに抽出データをくっつけます。
 /QRPは常置(設置)場所と判断します。
 旧地名とは、合併などにより消失した住所で"*"マークが付いています。
・zLogのデータ(sent・rcvd・memo)は、抽出したQRA・QTHデータよりも
 優先します。

[QRA・QTH抽出]タブ
・今までQSOしたハムログのデータ(HAMLOG.hdbファイル)から、
 Call・Name(名前とHandle)・Codeの3項目を抽出します。
・抽出したデータは、CSVファイルに変換する時に、NameとCodeを
 くっつけちゃうのに使います。
・Nameは、名前(漢字)とHandle(アルファベット)の2種類あります。
 いずれも、最も新しいQSOデータより抽出します。
・Codeは、常置(設置)場所から運用した最も新しいQSOデータより
 抽出します。 /QRPは常置場所とします。
 QSOしたのが全部移動運用なら、最も最近の運用地を抽出します。
 そのデータには、最後に"portable"の文字を付加します。
 抽出したQthを結合する時、「/運用を除く」のスイッチが入っていれば
 移動運用(portable)のデータは、結合しません。
・QTHは、Hamlogソフトの機能を使って、Codeから変換しています。
・抽出したデータは、qra_qth.datへ保存します。
・抽出には、少し時間がかかりますので、ご了承願います。
・不安と言えば、平成の大合併のため住所が変わった方が多い事です。
 やっぱり最後は、届いたQSLカードから正しい住所を入れ直して、
 抽出データの更新を行い、次回のQSOに備えるという事でしょうか。

Remarks欄について
・Remarks欄は、コンテスト名や移動地など自由に書き込めます。
 但し、全レコード同じ文字が書き込まれます。個々に文字を変えたい
 時等は修正が必要になります。修正の方法を紹介します。
 1)zlog_temp.csvを、テキストエディターで編集します。
 2)Hamlogへ取り込んだ後に、Hamlog上で修正します。
 3)HLMenteを使って修正します。(Microsoft Excelが必要です)
 などでしょうか。数多く複雑な修正をする時はHlmenteが便利です。

Hamlog50.dll
・[QRA・QTH抽出]タブで、ハムログのデータファイル(HAMLOG.hdb)を
 選択して下さい。Hamlog50.dllは同じフォルダにあると思います。
・dllファイルがない時は、http://www.hamlog.com/down.html より、
 Turbo HAMLOG/Win DLL仕様書 Ver5.05をダウンロードして頂き、
 解凍後に、このソフトと同じフォルダーにコピーしてください。

【注意】
・西暦は、パソコンの日付を利用しています。年をまたいで処理する
 場合は、コンテストがあった年に書き換えて下さい。
・このファイル(zh_help.txt)が無いとプログラムが起動しません。
 必ずこのファイルを同じフォルダーに置いて下さい。
・HamlogへCSVファイルを結合する前には、Hamlogのデータファイル
 (HAMLOG.hdb)のバックアップを必ず行って下さい。
 結合の詳細に付きましては、Hamlogのヘルプをご確認して下さい。
・このソフトを別のパソコンへコピーした時など起動しなくなる
 事があるかもしれませんが、その時は、settei.iniファイルを
 削除してください。

【今後追加したい機能】
・zLogのALL bands (*.all)ファイルにも対応させたい。

【サポート等】
 バグ修正・要望・質問などは以下の場所で承ります。
 http://ocean.kz.tsukuba.ac.jp/~jj1nnh/puki/pukiwiki.php?%A5%BD%A5%D5%A5%C8

【フリーウエア】
 このソフトはフリーウェアです。ご自由にお使い下さい。
 非商用であれば転載は可能です。但し転載された場合は連絡下さい。

【免 責】
 このソフトを使って生じたいかなる損害等に作者(直江・JJ1NNH)は、
責任を負いません。自己責任のもとでお使い下さい。

【Copywrite】
・このソフト(zlog_to_hamlog.exe) の著作権はJJ1NNH・直江にあります。
 Boland C++Builder ver5で作っています。
・zLog for Windowsの著作権はJJ1MED・横林洋平氏にあります。
・Turbo Hamlog の著作権はJG1MOU・浜田氏にあります。
 このソフトは、Hamlog50.dllを使っています。
・HLMenteの著作権はJO2HPO・鈴村氏にあります。
・WindowsおよびExcelの著作権はMicrosoft社にあります。

【改版履歴】
・Ver1.4 (2007/06/07)
     zLogからHemlogへの時刻変換スイッチ(JSTとUTC)を加えました。
     UTCを選択すると、時刻が正しく変換されなかったので修正しました。
     (TNX.JA2BQX)
・Ver1.3 (2007/06/04)
     HamlogのNameへ、結合出来るようにしました。
     Codeへ結合時、最後のアルファベットを除去するスイッチを付けた。
     zLogのデータをHamlogのCodeへ結合する時、QTHもくっつけます。
     DX QSOした時は、相手国のCodeとQTHもくっつけます。
      CSVファイルを作る時に、今までQSOしたご自身のハムログデータ
     を使って、NameとCodeをくっつけます。
・Ver1.2 (2007/05/15)
     変換後のファイル名を入力ファイル名.csv形式に対応(TNX.JH0IXE)
     出力先のフォルダを選択で出来るようにしました。
     HamlogのG・Lへの結合も出来るようにしました。
     QSL欄に任意のアルファベットを入力出来るようにしました。
・Ver1.1 (2007/03/29)
     コール順にソートする機能を追加
・Ver1.0 (2007/03/28)

【謝 辞】
 このソフトは、JH0IXE・相宮様のztohconvを参考に作らせて頂きました。
また、JG1MOU浜田様には、多大なるご支援を頂きましましたことを、
この場をお借りして御礼申し上げます。


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS