トラップコイルDP
≪トラップ入りDPについて≫
- 一本のDPから、14MHz, 10MHz, 3.5MHz, 1.9MHzのバンドにOAしてます。
- トラップコイルは、右左のエレメントに3個ずつ入れてます。
- 上位の14MHzはフルサイズDPとして動作しますが、それ以外は短縮DPになります。
- 目安として、上位バンド周波数/下位バンド>1.2以上なら失敗しない。
- トラップコイルの作り方は、作成手順のページで写真入りで説明しています。
CQハンドブック・シリーズの「手作りアンテナ入門」〜日曜アンテナ教室〜を参考にしました。
- ほとんどの材料は、ホームセンターで集められます。
- コンデンサは、3D2V(m当たり100PF)の同軸を使います。
- おおよそのデータ
14MHz φ16cmVPに0.9mmの銅線を14回巻く 同軸は約40cm
10MHz φ16cmVPに0.9mmの銅線を18回巻く 同軸は約45cm
3.5MHz φ16cmVPに0.9mmの銅線を50回巻く 同軸は約70cm×2本
- 自分の好きなバンドを組み合わせられます。
- 同軸コンデンサは、心線側を給電側(バランに近い方)に、網線側を下位エレメント側に繋ぐ。
- 下位エレメントの接続は、上位バンドの調整が全部終わってから行う。
- 7MHzのフルサイズのDPに、7と21MHzを載せています。つまり、21MHzでは高調波アンテナ
としてうまく機能しています。この7MHz DPアンテナの両端に7MHzのトラップコイルを入れ、
3.5MHzのエレメントを継ぎ足した場合は、7MHzと3.5MHzは載りますが、21MHzは載らなくなります。
21MHzを載せるには21MHzのトラップも入れる必要があります。
- さて、ほんの少しでもトラップ入りDP作成の手助けになれば幸いです。
TNX JG1YGHメンバー